厳密には、海水の成分から水分と塩化ナトリウムを除いたものをにがり ・ ニガリ(苦汁)といい、
主成分は塩化マグネシウムです。ただし、実際にはにがりは海水から塩を精製する際、海水を濃縮して塩(塩化ナトリウム)を結晶化させた残りの液体(煮詰めた海水を脱水したときにでる水)をさしますが、これには塩化ナトリウムも含まれています。また、同方法で塩を作ると、塩の結晶の表面ににがりが付着しますので、自然塩自体にも
にがり ・ ニガリ(苦汁)が含まれるということになります。
にがりはミネラルが大変豊富なため、そのまま舐めるとその名のとおり苦味があります。
現代病との関わりが深いミネラルを豊富に含んだにがりですが、そういったことが分かったのはつい最近のことです。実際、にがりは昔から豆腐の凝固剤として使用されてきました。しかし、国が定めた専売法により、
自由に塩を造ることができず、にがりが一般市場に並ぶことはありませんでした。塩の専売制度が終焉する(1997年)まで、
にがり ・ ニガリ(苦汁)の製造が国の管理に置かれていたため、実際には塩化マグネシウムが にがり ・ ニガリ(苦汁)
として使われていたようです。
健康に様々な効果を示す“ にがり ・ ニガリ(苦汁)”は、海水中の多様なミネラルが濃縮された、 自然塩の副産物として取れるにがり(天然にがり)のほうです。