子宮内膜は子宮の内側を覆っている粘膜のことです。受精卵が着床・発育する場所なので、「赤ちゃんのベッド」と呼ばれることもあります。子宮内膜は月経周期に伴ってだんだん厚みが増していき、妊娠しなかった時ははがれ落ち、体外に排出されます。これが月経です。
この子宮内膜にとてもよく似た組織が、子宮以外の身体のさまざまな場所(卵巣、腹膜、直腸、膀胱、など)に発生し、そこで活動、増殖してしまうのが「子宮内膜症」です。
子宮内膜症の患者数は多く、年間12万人以上の方が診察を受けています。子宮内膜症は10代後半から発生する可能性があり、今のところ閉経まで完治することはないと言われています。