慢性胃炎はピロリ菌が主な原因といわれており、胃の粘膜に長びく異変が生じたものです。 胃炎の場合の粘膜の状態はさまざまで、実際にキズとして認識できるものから、色の変化だけのもの、萎縮が生じたものがあり、それらが混ざりあっているものもあります。胃炎の症状にも個人差があり、激しく痛みを感じる人もいれば、これといった症状のない人もいます。 日本人の慢性胃炎の大部分はB型萎縮性胃炎で、ピロリ菌がその原因と考えられています。 急性胃炎はほとんど慢性化しませんが、ピロリ菌の感染による急性胃炎は慢性化します。
急性胃炎 | 原因はストレス(精神的、肉体的)、薬物(非ステロイド性消炎鎮痛剤など)によるものが多く、 その他にはアルコール、刺激性食品(ニンニク、唐辛子など)、アレルギー性食品、線虫、全身疾患(肝硬変など)など | ||
慢性胃炎 | 表層性胃炎 | 胃粘膜の表面に炎症が起こる | |
萎縮性胃炎 (胃粘膜が萎縮して薄くなる) |
A型 | 胃酸の分泌が著明に低下する。悪性貧血(ビタミンB12吸収障害からくる貧血)を伴う | |
B型 | 胃の出口付近(十二指腸に続く方)から胃炎が始まり徐々に胃の上方へ広がっていく。加齢とともに進行する |