「頭痛」とは、頭に痛みを生じるもの全般を意味します。頭痛は「症候性頭痛」と「慢性頭痛(機能性頭痛)」の2つに分けられます。<症候性頭痛>
「症候性頭痛」とは、くも膜下出血や脳腫瘍など、頭蓋内の重大な病気が原因の頭痛です。生命にかかわる可能性があるため、すぐに医療機関を受診しなければなりませんが、発生頻度は高くありません。
<慢性頭痛>
これに対して、頭蓋内に異常がないにもかかわらず起こる頭痛を「慢性頭痛」と言います。いわゆる「頭痛もち」といわれる頭痛です。 発生頻度が高く、頭痛全体の約80%はこのタイプであると言われています。慢性的に頭痛が起こる人は日本に3000万人程度いるだろうと推定されています。

